当社は、特にITを中心とした「高度で難解な技術」を、 未経験者や経験の浅い学び手に、スムーズに習得いただくノウハウを強みとします。 そして、特に入門者向けの技術人材育成に特有の強みを持つ講師のことを 「トレーナー（訓練する人）」ではなく、「エスコート（手を取る人）」と呼んでいます。
それは、私たちが従来型の「単に技術を教える育成」に価値を見いださず、 満足しないから。
新たな成長にチャレンジする学び手にしっかりと敬意を払い、 丁寧に手を取り、一緒に伴走し、適切な案内をすれば、 人は自ら「その時点で可能な最高の成長を遂げる」ことをよく知っているから。
私たちエスコートは、次の6つの志を持って、学び手とお客様にお仕えすることを誇りとします。
技術力なくして、優れたエスコートはできません。 我々エスコートは並の技術者以上に、技術の実践者・エキスパートであり、 そうあり続ける努力を惜しみません。
指導力なくして、優れたエスコートはできません。 我々エスコートは並の講師以上に、学習理論・伝え方・動機付けなどに精通したエキスパートであり、 そうあり続ける努力を惜しみません。
人間力なくして、優れたエスコートはできません。 我々エスコートは、学び手の心からの信頼を得られる志・言動・身なりを備え、 そうあり続ける努力を惜しみません。
私たちは、技術力・指導力・人間力の学び手でありつづけます。
私たちエスコートは、お客様の承諾の上、カリキュラムやテキストが 定める題材や順序を組み替えたり、進行ペースを計画から変えることをよく行います。
それは、講義中もひとりひとりの学び手の状態・傾向・理解度・モチベーション などの変化を常に把握し、リアルタイムに最適化をかけ続けることを重要な使命とするためです。
入門段階の学び手は、「本人の理解が進みやすいアプローチ」が人によって大きく異なる傾向がありますが、 その違いを把握し、制御し、学び手に勇気を与え続けることを通してリーダーシップを発揮します。
一般的に「先生と生徒」や「教官と訓練生」の間には、立場の違いや見えない線引きが存在しがちです。
しかし私たちエスコートは、「学び手と一緒になって、学び手の成長の実現に挑む」ことを旨とします。 勇気を振り絞り、歩みを進める学び手に、我々エスコートは心からの敬意をもって仕えます。
私たちエスコートは、学び手の興味や関心のある題材選び、 比喩などのあらゆる技法を駆使することで、 本来高度で難解な学習に挑んでいることを学び手に悟らせません。
夢中に取り組み、学び終え、振り返った時、 学び手は「自らの成長」に驚くとともに、かけがえのない達成感とプライドを獲得します。
学び手の技術者人生は、「学びはじめの体験」に強い影響を受けます。
「魔法のような成長」の卒業者は、高スキル・成功・自発性・成長の好循環で発展を続ける一方、 「退屈で苦痛な日々」の卒業者は、低スキル・失敗・無関心・停滞の悪循環の中で苦しみ続けます。
私たちエスコートは、自身の振る舞いが「学び手の技術者人生」を左右することの 意味と責任を十分に理解し学び手の手を取ります。
私たちエスコートの目的はただ1つ。
『私には、もうあなたは必要ありません。』と自信に満ちた笑顔で告げられる日を迎えることです。
スキルに加え、「技術への興味関心」や「自力での学び方」等の自発的成長サイクルを 獲得した学び手の背中を、深くお辞儀をして見送ります。